ぼちぼち日記

ぎふかいろのサブブログ。書きたいことを書いてストレス発散!

伊勢へ一人旅 伊勢型紙編

東京へ行った時にたまたま入ったお店で見た伊勢型紙。
あまりの綺麗さ、細かさが忘れなくて
伊勢型紙を見に行くと決めました。
f:id:sandonigifu:20150923064148j:image
伊勢ってあるのに、実際は鈴鹿市で作られていたもの。旧国名で表してあるからみたいです。
着物の柄を印刷するためのものだから、
銘が残るわけでもない、型紙は染め屋さんに行くから、手元に残るわけでもない
儚い作業だと言われました。
f:id:sandonigifu:20150923064602j:image
専門の職人さんも80代から59歳の方しかおらず、16名しかいないそうです。
型紙も、道具彫り、突彫り、縞彫り、錐彫りとあり、補強する為の糸入れがあります。全て分業なので、職人さんも別々です。道具彫りの職人さんは突彫りをしません。だから実際にはもっと数が少ないです。
 
もう絶えてしまう日も近いかも?
大切にしたいけど、着物は値段が高過ぎます。着る時が少ないし。
 
大切な文化なのは分かりますが、維持するためには購入しなくてはならない。
着物になれば数十万、もしかしたら100万超えるものかも?それでは買えません。
 
型紙としては、そろそろ方向性を変えなくてはいけないのかも。
 
伊勢伝統工芸館では無料で伊勢型紙のしおりを作ることができます。
f:id:sandonigifu:20150923161206j:image
難しいです。職人さんの凄さがわかります!
型紙もインテリアとしてランプシェードとかになってました。凄く素敵です。
 
手ぬぐいに型紙で染めたものもありました。あまり好きな文様ではなかったので購入にはいたらず。
 
即、着物は難しいですが、しおり、ランプシェード、手ぬぐいに染める、などお手頃で、買いやすい値段のものでアピールして、良さを理解してもらえたらいいなあ。
 
 
東京には美術館もあります。
何でも東京にはあるなあ。
 
今週は鈴鹿でF1GPですね。
ついでに伊勢型紙、無料だし、しおりの体験も無料。お得なんで、F1のついでに。